mahoutukaikunのブログ

対話、コミュニケーション、思考について研究中のみかんです。研究のきっかけとなったカルマの法則やカルマタロットの紹介もさせていただいています。 何気ないある日だったり、感じたことだったりを、気ままに更新できたらと思っています。 日常の呟きの中で、少しでも興味を持っていただけたら嬉しいです。 どうぞよろしくお願いいたします。

老舗デパート 3

*加筆しました。

老舗デパートの話で擦り合わせの仕方をもう少し詳細に説明してみたいと思う。
(現在イライラして収まらない立場を自分。イライラさせる相手をムカつく相手。と考える)


現在
自分『もう、結構です。』という気持ち→ムカつく相手(に対して発生している)

過去
Aさん『もう、結構です。』という気持ち→自分(に対して発生している)


ここで、まず一番に考えるべきポイントは
現在自分が発生している『もう結構です。』という気持ちを、過去に自分が、Aさんに発生させてしまった。というところとなる。

Aさんを見つけることは、はじめは本当に難しい。
自分も『もう、結構です。』と思わせるようなことをしようと思ってしたわけではないので、否定したい気持ちでいっぱいになるかもしれないけれど、現在ムカついている相手も、自分を、イライラさせたくて言ったり、やったりしてるわけではないので、、お互い様ということだ。

擦り合わせのコツとしては、沸き起こる感情を、ノートに書いてみて、第3者的に分析してみることだと思う。
それを眺めていると、Aさんらしき人が『もう、結構です。』と言葉に出していたり、メールだったり、ラインで書いてきていたり、そんな表情をしていたりしたりしたことを、はっ!と思い出す可能性がある。
自分の現在の状態とAさんは(ほぼ)一緒と考えると、なんとなく絞られてこないだろうか?

先の老舗デパート 2で書いたように、現在の自分と同じ状況や言葉でAさんがイライラしたわけではないことを踏まえ、擦り合わせを進めていただきたい。

そして、Aさんと自分が重なったら、、Aさんをそんな気持ちにさせてしまった原因(言葉?行動?状況?)をよくよく考えてみたらよいと思う。
自分のどの言葉が?行動が?態度が?Aさんをイライラさせてしまったのか?

ちなみに、、Aさんが誤解をしている可能性も多いにある。
ただ、、ここで大事なのは、Aさんをそんな気持ちにさせてしまったことは、誤解だし、仕方なかった。
ということではなく、
【誤解をさせてしまったのはなぜなのか??】
ということになる。
この誤解をさせてしまう言動、行動、態度を、自分は悪気なくやっている訳だし、気づいていなかった。ということなので、、、
大袈裟ではなく、永遠にやり続ける(周りをイライラさせ続ける)可能性もある。。。。

可能であれば、Aさんが、どこにカチンときたのか?詳細に聞ける相手ならば、聞いてみたい。
思ってもいないところだったりするかもしれない。

Aさんに、謝罪できるならば、それもよいし、謝罪できる状況でない場合、Aさんに発生させてしまった気持ちを、理解し、反省するだけでも大きな前進だ。

まずは、基本の擦り合わせが、ここまでとなる。

おさらいすると、現在、自分が『もう、結構です!!』
『あー気分が悪い!!』
という気持ちを、過去に自分が誰かに発生させてしまったことを自分自身で理解する。
擦り合わせができるかどうかは置いておいて、自己責任で考える。
それが、はじめの一歩。と言える。


次にレベルを上げて、、
現在、ムカついて仕方ない相手を過去の自分との擦り合わせに挑戦してみたい。

やり方としては、、
現在のムカつく相手の気持ちなどを、自由に思い付くかぎり想像してみる。
(何度もの繰り返しになるけれど、ムカつく相手なりに、考えがあり、そんな言動、行動に出ているというこ前提で、なぜそんな言動、行動になるのか?と考えながら、淡々と分析することがコツかもしれない。)

そこから考えると、、
【どうやら、出店は、結構?かなり?したいらしい。】
【他にも無料で出店してほしいという依頼もあるらしいという自慢?をしているところをみると、自分(会社や商品)の価値が高いということをアピールしたいらしい】
【リスクは避けたいらしい】
等が考えられる。

そして、ここから、
過去の自分の
【上記のような状態】がなかったを、
を、擦り合わせをしてみる。


つまり、ここで起こっているのは
過去の自分の発生感情=ムカつく相手の発生感情
ということになる。

考え方とすると、
ムカツク相手は、
【(確実な結果、効果がわからないから)自分側のリスクは避けたい、でも、出店は希望しているということ。】
【うちの価値は、世間一般でも認められてますからね?とのアピール】
ということを、言っているので、
それに近い自分の状態、状況が、なかったかを考えてみるとよいと思う。

例えば、擦り合わせの方法として
恋愛関係で
自分の方が
【付き合おう。の約束もないならば、体の関係には進めません。】
など、自分が、相手に言って、相手が気分を害したのかもしれないし、

仕事上で
逆の立場で同じようなことをしている可能性もある。

どんな状況かは、本当に様々なのでわからない。
だだし、
これが擦り合わせできると、、ムカついている相手が過去の自分自身なのだから、なぜそんな態度をとるのかが理解でき、瞬時に怒りも吹っ飛ぶ。
(上記のケースだと、自分を相手に認めてほしく、その上で求めてほしく(受け入れてほしく)、傷つく(失敗する)リスクを避けたかった。などが考えられる。)

なんとなく、心がザワザワしたりしないだろうか?

ちなみに、、現在のイライラしている自分の気持ちと、過去のAさんのイライラしている気持ちの擦り合わせは、比較的うまくいくかもしれないけれど、
現在ムカツク相手を、過去の自分と擦り合わせするのは、容易なことではない。
(許しがたい相手を自分と重ねるということになるので)

やってみるとわかるが、容易なことではないこと以前に、どう考えても自分とは重ならない。というようなことが起こるかもしれない。
私自身、全力で否定するところから始まったので、なんら不思議ではない。

ただ、、
イライラさせられる気持ちも、イライラさせてしまう気持ちも理解できた時、皆、一生懸命に生きている。お互いに良かれと思ってやったり言ったりしていることが、傷つけあって、誤解しあっていることに、気づけるかもしれない。

まずは、擦り合わせしやすいことからはじめてみるとよいと思う。

日々、反省することから、未来の展開が変わることを知ってもらいたくて、、カルマの法則の一部を紹介させていただいた。