mahoutukaikunのブログ

対話、コミュニケーション、思考について研究中のみかんです。研究のきっかけとなったカルマの法則やカルマタロットの紹介もさせていただいています。 何気ないある日だったり、感じたことだったりを、気ままに更新できたらと思っています。 日常の呟きの中で、少しでも興味を持っていただけたら嬉しいです。 どうぞよろしくお願いいたします。

変身 2

今回は会社勤めをしているC君の話で変身の魔法について、さらに詳しく説明していきたい。

C君は、以前は営業部のリーダーとして配属されていて、そこで活躍したことから、現在は、企画部に転属となり、数人でプロジェクトを任されている。

しかし、何故だか最近、そのチーム内の数人と仲がギクシャクしている。。。
C君には、さっぱり理由が分からない。

ここで、カルマタロットの登場だ。

質問は
【現在、チームの皆のC君に対する気持ちを教えてください。】
とする。

本カードが、女帝。
対応カードが、法王。
で展開してみる。

リーディングの進め方としては、
C君は法王のカードのつもりですが、
チームの皆からしたら、C君を女帝のように感じています。
となる。

カードを簡単に説明すると、女帝のカードは、美しく着飾った女帝が優雅に椅子に座っている画。
法王のカードは、威厳のある法王が、司祭へ向けて教えを説いている画。が描かれている。

ここから、リーディングすると、
C君からすると、法王のような気持ちで、司祭(チームの皆)に、威厳を持ち、高い意識で、誠意を持って対応(指示)していることが読み取れる。

しかし、チームの皆からすると、わがままな女帝(C君)に振り回される召し使いのような気持ち。世間知らずな女帝の相手をするのは大変で疲れる。ということになるのかもしれない。

ここで、C君からチームの皆への気持ちである、法王のカードを掘り下げてみたい。
C君は、営業部では、周りからの評価も高く、不動のリーダーとして活躍していたかもしれない。
けれど、まずは、企画部では(何も分かっていない)新入りであることを、自覚する必要がある。
それを、自らを、法王のように振る舞っては、チームの皆からしたら、?????となる。
法王のカードには、法王の背景がグレーに反転している。つまり、前提が分からない。ということになるのだけれど、法王自らが、前提を見失ってはいけない。。

女帝のカードには、立ち位置を見失ってませんか?ポジションを勘違いしてませんか?という意味もあるので、C君は、以前の営業部では、法王の立場だったかもしれないけれど、現在の企画部での自分の立場を、よくよく考え直す必要があるかもしれない。

ということになる。

C君は、営業部から転属になったので、ポジションが移ったタイミングが、まだ分かりやすいかもしれないけれど、、このカードで起こる様々な問題は、なかなか自分で気づくのは難しい課題かもしれない。



せっかくなのでカードについてもう少し書いてみたい。
法王のカードには、法王、司祭、(それを眺める)観客。が登場する。
このC君は、現在、法王の立場で登場しているけれど、カルマの法則からすると(誰かに発生させた、あなたが理解していない感情を理解させられる出来事が起こる。)次のターンは、司祭で登場し、さらに次のターンは観客で登場する。という可能性もある。
カードには、ポジティブ、ネガティブ、両方の意味があり、この法王のカードで言えば、3人の登場人物×ポジティブ、ネガティブの、6パターンの気持ちを理解する必要がありますよ。ということが言える。

○がポジティブバージョン。×がネガティブバージョンとして、参考までに書いてみると

法王○『私を信じる司祭達よ。尊い存在だ。成長を見守りたい。』
法王×『私を誰だと考えている。私は法王だ。』
司祭○『素晴らしい法王よ。あなたに仕えることができて幸せです。』
司祭×『この人はなぜ、いつもこんなに偉そうなんだろう、、。意味が分からない。』
観客○『私もあの人に仕えたい。羨ましい。』
観客×『あの指示をしている人は偉いひとなのかもしれないけれど、なんか一方的だなぁ、、、。』

法王自身だけの気持ちを考えるよりは、すべての登場人物の気持ちを考えた時の方が、何かしらの気づきは大きいかもしれないので、一部を例として書いてみたけれど、これはすべての登場人物の気持ちを自分自身で考えることに意味があるということを追記しておく。


次も変身シリーズで書いてみたいと思っている。