mahoutukaikunのブログ

対話、コミュニケーション、思考について研究中のみかんです。研究のきっかけとなったカルマの法則やカルマタロットの紹介もさせていただいています。 何気ないある日だったり、感じたことだったりを、気ままに更新できたらと思っています。 日常の呟きの中で、少しでも興味を持っていただけたら嬉しいです。 どうぞよろしくお願いいたします。

変身 3

今日は、カルマタロットのリーディングを展開しながら、、なぜ努力しているのにうまくいかないのか?
についての、一例を書いてみたい。

何店舗か展開しているセレクトショップの中の1店舗で店長として働いているZさん。(女性)
毎日、毎日、目の廻るような忙しさの甲斐があって、売上も好調で、今度こそは昇進か?と、密かに期待をしていた。
ところが、昇進どころか、店長交替を言い渡されたらしい。
Zさんは納得が行かない。

このZさんの状況を、カルマタロットで覗いてみたい。。。

本カードを【力】
対応カードを【魔術師】として、リーディングを進めていきたい。

簡単にカードを説明すると【魔術師】のカードは、魔術師が観客の前で魔術を披露している画。【力】のカードは女性がライオンと至近距離で向きあっている画。が描かれている。

現在、Zさんにとっては、【魔術師】の状態だと思っているのかもしれませんが、本当は【力】の状態の可能性がありますよ?
と、前提を疑うところからスタートする。


まずは、Zさんの考える現在の状況である【魔術師】について、タロットCUBEの図で見ると、魔術師が成長した姿が法王ということになっている。
つまり、魔術師は、法王を目指して、日々、修行に励んでいる様子が現れている。
実は、この魔術師のカードには姿は描かれてないけれど、神様が、空(上の立場)から、魔術師の力を試している(見守っている)ということでもあるので、Zさんは、法王(昇進)を目指し、観客(お客様)へ魔術(サービス)を提供し、満足してもらえるように、頑張っているところを、神様(会社)から、試されているところだということになる。


次に、本当はこんな状態である可能性がありますよ?の【力】のカードを掘り下げる。
優しそうな女性がライオンと、至近距離で向き合っているこの状態を、女性側の視点から見ていきたい。
誰もが恐れるであろう猛獣を制御しているということは、周りからすると、とても価値のあることであり、羨ましい状態でもある。当然、猛獣を従えるということは、女性にとってもそれは武器のひとつにもなる。
しかし、この女性、、、余裕には見えても、内心、非常にこの猛獣を恐れている可能性もある。
もしも、この猛獣が、本気をだせば、女性などひとたまりもないからだ、、、。

さて、この恐れ。の状態が、ネガティブなイベントを起こすきっかけとなったことは気づいていただけただろうか?

Zさんは、昇進を望みながら、実は、その状態を(潜在意識の中では)非常に恐れていた可能性がある。
(例えば、昇進をすることによる周りからの嫉妬や、さらに多忙を極めるであろうリスクを避けたということ。)
つまり、昇進を望みながらも昇進する事態になることを避けたのは、Zさん自身ということになる。

驚くべき事実だけれど、、これは、(顕在意識は、、)
○○の状態を望んでいるのに、
どうしても無理。
なぜ、できないんだろう?
なぜ、いつも失敗に終わるんだろう?
など、自分が本当に欲しているのに、繰り返し、繰り返し、挑戦しても、手に入らない状況、状態は、、
実は、(潜在意識の中で)自分がその状態を手に入れたときや、成功した際のリスクを避けているのがしれませんよ?
という、カルマの法則のひとつがカードに現れている状態と言える。

ちなみに、カードすべてに、(どんな状態のリスクを避けているのか?)が現れているのだけれど、、
この【力】のカードから、今回避けたリスクを読むとすると、Zさんは、猛獣(昇進)という、非常に手強い相手と、向き合うことを避けた。ということになるかもしれない。つまり、昇進の状態を、Zさん自身が、すべてを受け入れているように見えて、本当は非常に恐れていた。ということなのかもしれない。(隠した恐怖)

リスクを避けているうちは、望む未来へは進めない。
リスクを恐れるあまり、、
自分で、自分の道を阻んでしまう。。。

しかし、このリスクを避けていることが、自分自身で理解できたら、、次の展開としては、ネガティブキャンセルを試みる。という手がある。


ネガティブキャンセルとは??
次回はそれについて書いてみたい。