mahoutukaikunのブログ

対話、コミュニケーション、思考について研究中のみかんです。研究のきっかけとなったカルマの法則やカルマタロットの紹介もさせていただいています。 何気ないある日だったり、感じたことだったりを、気ままに更新できたらと思っています。 日常の呟きの中で、少しでも興味を持っていただけたら嬉しいです。 どうぞよろしくお願いいたします。

恋愛塾 その3

今回は、その2の続編として、
メール内容について、例をあげて、なぜそのことを書く必要があるのか?書いたほうがよいのか?
なぜ、その言い回しなのか?について、
解説してみたいと思います。


まずは、
Zさんが送った②のメール
【明日は家を朝の○時頃に出発して、
何駅○時発 何駅○時着の新幹線で行こうと思っています。
予定通り、11時半にどこどこで待ち合わせで大丈夫ですか?
帰りは7時の新幹線に乗ろうと思っているので、もし、一緒に観光とかできたら嬉しいです。】

について、解説したいと思います。

Zさんが、
「家を朝の○時頃に出発で
何駅○時発、何駅○時着の新幹線に乗る」
と書いたのは、簡単に言うと、

明日、もし、万が一の事が起こった場合に有益な情報であるため。
身動きができない時間を伝えるため。
家からZ君の住んでいる場所までのおおよその時間を伝えるため。
等の理由があげられます。

情報とは、未来的にありがたい。欲しい。重要。持っていてよかった。と思えるものほど価値があります。

明日、X君に急用ができて、30分待ち合わせをズラしたい場合、このメールがあれば、もう、家から出発しているのか?新幹線に乗る前なのか?乗った後なのか?あと、どのくらいで着くのか?
などが一目瞭然に分かるので、変更を伝える時も、
いちいち、今、どこ?新幹線に乗った?乗ってない?何駅くらいにいる?何時頃にこっちに着く?
などの質問を省略でき、相手の面倒を減らすこともできます。


次に
「予定通り、11時半にどこどこで待ち合わせで大丈夫ですか?」
については、、現時点でX君のスケジュールに何かが追加されていて、、無理をしたらいけるけど、実はあと、30分遅めのほうがいいかも。など思っている可能性もあるし、
先に、Zさんの明日の、家を出発する時間と、新幹線の発着時間を伝えたことにより、X君が「10時半に何駅に着くなら、11時に待ち合わせを変更する?」という流れになる場合もあるので、変更なしで大丈夫ですか?という質問形式にしています。
選択権をX君側に渡すためでもあります。

最後に
「帰りは7時の新幹線に乗ろうと思っているので、もし観光とか一緒にできたら嬉しいです。」
これについては、
今回は遠出してきているので、帰りの新幹線の何駅何時出発、は伝えておくべきなのと、、
Zさんから、X君を誘い、OKをもらい、デートするのだから、次の段階として、私は夜まで一緒にいたいと思っています。ということを伝えなければいけません。

ただし、選択肢は分かりやすく提示しながら、選択権は、Z君に渡すのですから、
「どこどこに行きたいから、連れてってほしいです。」
など、選択肢が1択しかないのはNGですし、
「Z君は、明日は何時まで暇ですか?」
など、選択肢になっていない上、相手が答え難い質問は避けるべきです。

ちなみに、、今回と逆パターンでX君からZさんが誘われている場合は、
「何時頃には家に着いておきたいので、何駅何時発の新幹線に乗ろうと思っています。」
と、書いてもよいと思います。
これは、X君からして、デートプランを考えるにしても、何時までなら一緒にいられるのか?という不確定要素を減らすためでもあります。



ここまでZさんのメールの内容について、解説してきましたが、なぜ②のメールなら、X君は気楽なのか?
一番目にくる絶対的な理由については書いていません。

では、一番目にくる絶対的な理由を書くその前に、、もしも、Zさんの②のメールが、
下記の③だった場合について、どんなふうに印象や感じ方が違うか比べてみていただけたらと思います。

③【明日は家を何時頃に出発して
何駅○時発、何駅○時着の新幹線で行こうと思っています。
予定どおり、11時半にどこどこに待ち合わせで大丈夫ですか?
それから、帰りは、19時くらいまでなら何時でも私は大丈夫です。】


②と③の違いは何か?
それを次回、さらに、解説したいと思います。