mahoutukaikunのブログ

対話、コミュニケーション、思考について研究中のみかんです。研究のきっかけとなったカルマの法則やカルマタロットの紹介もさせていただいています。 何気ないある日だったり、感じたことだったりを、気ままに更新できたらと思っています。 日常の呟きの中で、少しでも興味を持っていただけたら嬉しいです。 どうぞよろしくお願いいたします。

変身 4

前回の流れで、ネガティブキャンセルについて説明をする前に、もう少し、望む未来に対して、自分自身でどんなリスクを回避しているのか?をリーディングする方法について、前回の本カードが【力】対応カードが【魔術師】のカードを逆パターンにして、
書いてみたい。
(この、うまくいかない理由は重要な部分でもあるので、繰り返しのリーディングが有益であると判断させていただいた。)


D君は、お笑い芸人として活動をしている。
お笑い芸人といっても、事務所には所属しているけれど、生活は苦しいので、アルバイトを何個も掛け持ちしながら、芸を磨いているところだ。

ある年、誰でもがエントリーすることができて、最後の10組まで勝ち進めば、そのオーディションの様子がテレビ中継される大会が開催されることになった。
D君、いよいよ実力を発揮するときが来た!

しかしながら、、
一次オーディションの前日に、まさかのインフルエンザで寝込んでしまい、一躍有名になれたかもしれない大チャンスを、スタートの段階で逃してしまう。。。


さて、、、この状況をカルマタロットでリーディングしてみたい。

本カードが【魔術師】
対応カードが【力】

なので、
D君は【力】のカードから、ライオン(猛獣である自分)が、女性(インフルエンザ)のために、自由に動くことができず、苦しい状態。(強く、実力のある自分が、病気により、抑え込まれている)と、考えているのかもしれませんが、

本当は、こんな状況かもしれませんよ?の、
【魔術師】のカードからは、
誰もが平等であり、観客も揃っていて、最高の舞台で、自分の魔術(お笑い)を、披露するのを躊躇った様子が窺える。

もしも観客の反応が鈍かったら?
喋りがうまくいかなかったら?
D君は、いよいよチャンスがきた!という気持ちと一緒に、隠れた不安もあったのかもしれない。

つまりは、カッコ悪い自分を避けるため、、舞台に上がる前にリスク回避したかもしれませんよ?ということが描かれている。。


ついでに書くと、、
このD君、
例えば今回は、舞台に上がることさえもできない理由がインフルエンだったけれど、
ありとあらゆる理由で、チャンスの舞台を自分で回避してきた?可能性がある。
それは、あるときは、天候であったり、あるときは、日時を間違えるというミスであったり、、あるときは、バスが遅れるというアクシデントだったり、、、、と、
もし、万が一カッコ悪い?結末になる可能性があれば(潜在意識が)いち早く、リスクをキャッチして回避している可能性がある。(○○だったから仕方ない。という、自分にとって舞台に上がれなかった理由がカッコ悪くないようにも設定がなっているかもしれない)

さて、、望んでいるのに、自分で回避していてはチャンスを掴めないので、ここでネガティブキャンセルを
投入してみたい。

ネガティブキャンセルとは、、
目的、目指す立場、目標へ向かう過程や、それが叶った場合に、考えられるネガティブな要因をひとつずつネガティブではない状態に前提を変更することを言う。

例えば、
今回の、カッコ悪い自分になる可能性がある舞台に上がることを回避した件にネガティブキャンセルをかけるとすると、
舞台に上がれない自分を最もカッコ悪い設定に(前提)に変更すればよいと思う。
最もカッコ悪いのだから、なんとしてもそれは回避したい。
さて、、、どう前提を変更したらよいか?
ここで、擦り合わせを使う。
このblogで何度も登場してきた【正義】のAさん。
最終決着の裁判の日に、判決に自信がなく、会場の皆に文句を言われるのも苦しいという理由で、欠席したとしたらどうだろう?

もしくは、これまた何度も登場してきた【戦車】のB君。いよいよの戦いの場所で、身を守るため、岩山に隠れて敵の様子を伺っていたとしたらどうだろう?

なんだか、カッコ悪い。。。

と、いうことは、舞台に上がること。
それだけでも、誰もが簡単にできることではないことがわかる。


舞台に上がろうと挑戦すること。
それだけでカッコいいと私は思う。