mahoutukaikunのブログ

対話、コミュニケーション、思考について研究中のみかんです。研究のきっかけとなったカルマの法則やカルマタロットの紹介もさせていただいています。 何気ないある日だったり、感じたことだったりを、気ままに更新できたらと思っています。 日常の呟きの中で、少しでも興味を持っていただけたら嬉しいです。 どうぞよろしくお願いいたします。

運命の輪

何年も前に
アメリカ行きのジャンボジェット機がテロリストにハイジャックされてしまい、その目的がワシントン上空で化学兵器(猛毒ガス?)をバラ蒔く可能性があるとして、、テロリストを阻止すべく特殊部隊が空中から機に浸入する作戦を決行する。
というようなアクション映画を始めて観た。

以来、何度か繰り返し見て、現在はDVDも持っている。(最近わざわざ購入までした。)


私の主観だけでこの映画のストーリーを解説すると、、、情報力に長けていて、冷静で、記憶力も抜群。(知識と多数の場面での指揮を執った経験も兼ね備えている)
でも、いざ、自分が動く側(実戦・体験)と廻ると、極度の緊張と、恐怖からか?頭の回転がとたんに鈍くなる、、という憎めない役柄である情報顧問が、、事もあろうか、、空中でジャンボジェット機と輸送機をドッキングさせて、そこから機に侵入し、さらにテロリストの隠し持った時限爆弾付の危険な化学兵器をタイムオーバーになる前に、探しだして、爆弾を無効処理する。という任務を背負った隊員達と共に現場に向かう羽目になり、そこで大活躍か?!という、ある意味で、変身ものシリーズに近い仕立てとなっている。


実はこの物語には、過去に、この情報顧問の情報発信から特殊部隊が、、敵のアジトから危険物を回収するという任務を遂行し、その際、予測が外れ、、危険物はその場所にはなかった上に(違う場所に移した後だった)敵との撃ち合いの末、特殊部隊は隊員を一人失ってしまった。という伏線がはじめに張ってある。

情報顧問は、様々な国の事情、重要?テロリストの顔や、声、性格など、全方向に精通していて、周りからも一目置かれている存在でありながら、常にはやんわりとした物腰で、温厚そうに見える。しかし、誇り高く、人一倍負けず嫌いな一面も隠し持っている。

そんな情報顧問にとって上記の作戦の失敗に関しては、、
(情報顧問自身は、情報は間違っていたわけではなく、、タイミングの問題で、自分には非はないと思っている)
なんだかばつの悪い過去であり、ここで、うまくいけば、自身のプライドの回復や、評価?の挽回のチャンスでもあることに期待を込め、一緒に現場に向かうという一大事となってしまった。
という感じかと思う。

そして、、この映画には、武骨で口数が少なく、その体格の良さや、風貌からも一見怖そうに見えて、近寄りがたい。という、情報顧問とは正反対な性質?の特殊部隊の隊長が登場する。

興味深いのは、情報顧問は、この特殊部隊の隊長を非常に苦手としていることだ。
饒舌な自分に対して、隊長はほとんど言葉を発しない。
何を考えているのか解らないし、、作戦に失敗した情報発信元の自分のことをどう考えているのかも気になる。

(通常、周りからは一目置かれているはずの)情報顧問である自分を眺める?見る?隊長の目が、居心地が悪いのだ。



さて、、話しは戻り、、映画のストーリーを続ける。

いよいよ、ジャンボジェット機と、戦闘機をドッキングさせ、機に侵入するための環境、時間帯に最適な現場に到着となる。
隊員達全員が、輸送機から、ジャンボジェット機に次々と乗り移って、すいすいと任務を遂行したいところだけれど、アクション映画ならではというか、、、もちろん予定通りには進んでくれない。

運悪く、ジャンボジェット機が風で揺れに揺れ、(爆弾処理担当である)隊員が、足を滑らせ、その拍子に背中の骨を何本か折り、そのまま気絶してしまったり、、(一体、、誰が爆弾の処理をするのか!?)
云々、、、連続で起こってほしくないことが起こる。


その上、、極めつけは、、、予定していた時間を大きくオーバーしても、機に乗り移ることさえもできず、まだ、輸送機の中に残されたままの隊長が、
時間切れで全滅の恐れがあると判断し、、、、必死で輸送機に向かって手を伸ばす情報顧問に対して、
『頼んだぞ』と言葉を残し、自らハッチを閉め、そのまま、帰らぬ人となってしまう。。。

という、もう祈るしかない展開になってきて、、
残された隊員たちは、まさに、絶体絶命。。。

と、まぁ、、こんな感じで、ストーリーは進んでいく、、、
(もしも、続きが観たい方は、エグゼクティブデシジョンという題名です。)

申し訳ないですが、、それは横に置いておいて、、



今回、長い長い前置きで、何を伝えたかったかというと、私は、この映画を、何回も見て、最近は購入にまで至っている。

購入までしたということは、何かしらの重要な情報がこの映画に詰まっていると考えて、、よくよくこの映画について分析をしてみた結果、

私はこの映画に、、過去、現在、未来の自分が登場していることに気がついた。
(重ねてみたということであり、、アクション映画のような日常を過ごしている訳ではないです、、。)
もう少し、踏み込むと、この映画を通して、カルマタロットで言う、運命の輪を垣間見た。

簡単にいうと、、例えば、過去の自分が、情報顧問の立場だったとしたら、現在の自分は特殊部隊の隊長の立場にあるということなのだけれど、、

ここでの、、重要なポイントは、、両方の立場の気持ちが解る。ということよりも、、、
過去の自分と、現在の自分が同時進行中。ということになると思う。

つまり、、現在の自分が過去の自分への付き合い方で未来の自分が作られる可能性がある上に、、
恐るべきは過去の自分も、一緒に成長できる可能性もあるということなのだ。。。

さらにさらに、、過去、現在、未来、が、、どのくらいのスパンによるか?でも魔法のレベルは全然違ってくる。
(3ヶ月前の自分の過去と、1年前の過去と、3年前の過去と、10年前の過去では、全く次元が変わってくる)




私の学んでいるカルマの法則や、カルマタロットは、未来を読むというより、未来を理想に近づけるため、現在の自分を磨いていく。ということに重きを置いている。

そして、現在の自分を省みるとき、まずは過去を大事に扱うことが基本になる。

何日でも、何ヵ月でも何年でも考え続けられた人にだけ、使える魔法もある。。。


自慢じゃないけれど、私は諦めの悪さには自信がある。
未来を信じて、過去を、それこそ何百回、何万回と遡って考え続けてきた。
だからこそ、いまの私があると思っている。

ちなみに、、私が知っている中では、不動の2番目だ。
1番と言いたかったけれど、ちょっとやそっとで勝てない人がいるので仕方ない。。。



そして、、私は、今日、数年前のお正月明けに夢で見た、魔法の正体にようやく気づいた。

さて、私も、過去に遡って、過去の私に魔法をかけるつもりでいる。

過去の私はいつ、魔法に気づくのか?

楽しみだ。。。