ラベル
ご飯を食べに行ったお店のご主人に
『違いわかりますか?』
と、2本のビール瓶を見せられた。
じっくり見比べると、ラベルの恵比寿さんの抱えている鯛が通常一匹のところ、二匹描かれている。
『何千本に1本混ざってるんですよ。遊び心です。』
見れば、カウンターに3本そのラベルの瓶が並んでいる。
わざわざ、メーカーは宣伝していないので、気づかない場合も多いのだとか、、。
これと同じく、最近ではよく、お菓子やアイスに形の違うものが入っていることを雑誌などに特集していたりもする。
知る人ぞ知るとは言え、分かりやすく形が違っていたりすると、誰もが気づきやすい。
画に小さくおまけがついているくらいだと、見慣れている人でなければ、なかなか気づきにくいかもしれない。
画のほんの目立たぬ一部分だけ、ひっそり色が違っているパターンがあったとしたら、それこそほとんどの人が見過ごしてしまう。
しかし、しかし、自分が繊細な違いのラベルを作成する仕事であれば?立場であれば?他の違うラベルの違いにも繊細である。。かもしれない。